アスレチックス・藤浪「甘かった」日本投手初のデビュー3戦3敗　1点リードの6回まで1失点も

インターリーグ   アスレチックス2－3メッツ （ 2023年4月15日    オークランド ）

＜アスレチックス・メッツ＞先発し好投も3敗目を喫した藤浪（AP）
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　アスレチックス・藤浪は念願の初勝利まであと一歩という投球だった。強打のメッツ打線を6回まで82球で1失点に抑え、2―1とリードして7回のマウンドへ上がった。だが先頭のキャナに同点ソロを浴び、次打者に四球を与えて交代。後続が逆転を許したため、6回0/3を3失点で敗戦投手となった。日本投手のデビュー3戦3敗は、2戦2敗だった大家友和、山口俊を上回り史上初となった。

　「あそこで粘れてこそ。甘かった。次回以降の課題」と反省した右腕。もっとも初めてクオリティースタート（6回以上、自責点3以下）を達成し、救援陣が登板過多な中で長いイニングを投げた。マーク・コッツェー監督は「攻撃的ないい投球で、試合のほとんどを支配していた」と高い評価を与えた。