江川卓氏　5日DeNA戦無死一、二塁で左飛の新人・門脇に「レギュラー獲れるかの境目」坂本に代わり出場

江川卓氏
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　江川卓氏（67）が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。不振の坂本勇人からドラフト4位ルーキーの門脇誠内野手（22）がレギュラーを奪うかの「境目」となった打席を解説した。

　
　開幕から無安打の坂本に代わって5日のDeNA戦（横浜）に「8番・遊撃」で先発した門脇は、2回にプロ初安打となる左翼線二塁打を放った。

　江川氏が注目したのは0―2の7回無死一、二塁の場面。門脇は2ボールから入江の外角直球を逆方向へ弾く左直。いい当たりだったが結果的に走者を進められなかった。

　江川氏は「これがレギュラー獲れるかの境目。引っかけて走者を二、三塁に進めていれば1点は入った。（そういう）野球脳、どうしたら勝つかレギュラー取る人は知っている」と指摘した。

　相手バッテリーも当然右方向には打たせない配球をしてくる。その中で進塁打を打てなかったことで「二塁打で（階段を）2段上がったのに、3段落ちる感じになる」と厳しかった。