侍・栗山監督　イタリア戦後の“珍事”で大谷翔平から受け取った無言のメッセージ…「お、俺が待つのね?」

侍ジャパンの栗山監督
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　3月に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本を09年以来、3大会ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督（61）が10日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」（月曜後9・00）にゲスト出演。準々決勝のイタリア戦後のインタビュー中に大谷翔平投手（28）がエンゼルスの同僚であるイタリアのDa・フレッチャーと写真撮影を始めた時の心境を振り返った。

　1次ラウンドMVPの大谷が表彰された後、栗山監督のインタビューが始まったが、途中でエンゼルスの同僚であるイタリアのDa・フレッチャーが写真撮影を求めた。「本当に皆さんありがとうございました。多くの野球ファンの皆さんが球場に来れない時期が続きましたけど、野球が戻ってきたなと感謝しています」と話し、打線について話が及ぶと「まあ、長い間戦っていると…」と話したところで、その動向に気付いた栗山監督が「向こう終わったらね…」と自ら発言を止めた。

　この時について栗山監督は「わかったんですよ。僕が球場でしゃべってて、翔平がこっちを見た」と目が合ったという。「どうしようかなって一瞬迷った感じだった。でも僕を見て大丈夫だと思って行ったと思う」と振り返った。

　また、大谷からは「ちょっと監督、僕行きますけど、待っていてくださいよ」といった無言のメッセージを感じ取ったことを明かしてしゃべくりメンバーを笑わせた。

　大谷からのメッセージを感じ取った栗山監督は「お、俺が待つのね?」と思ったものの「僕はファンの皆さんがどっち見たいかって判断はするので。俺より翔平だよな」と、大谷を優先したことを明かした。