ヤンキース・ジャッジ 大好きなカムデンヤードで2本塁打 9試合目で4号は昨季の17試合より速いペース

[ 2023年4月10日 07:14 ]

4月9日オリオールズ戦 この日2本目の本塁打を放つヤンキースのアーロン・ジャッジ(AP)
Photo By AP

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が9日(日本時間10日)のオリオールズ戦に「2番・中堅」でスタメン出場。2本の本塁打を含む、3安打2打点の活躍で5-3の勝利に貢献した。

 ボルティモアのカムデンヤードは好きな球場。本拠地ヤンキースタジアムで通算117本塁打を打っているが、カムデンヤードは19本とそれにつぐ2番目に本塁打が多い場所だった。22年からレフトがより深くなったが、それでも昨季も5本塁打。

 この日の相手先発は右腕タイラー・ウェルズ。3回2死走者なしで1-2から7球目外角高めの93・8マイル(約151キロ)の直球を中越えに今季3号本塁打。8回は先頭打者で2-2、3番手右腕ローガン・ギラスピーから97・4マイルの内角直球をレフトに4号本塁打とした。ジャッジが複数の本塁打を放つのは通算28度目で、今季は初めて。開幕から打率・364、出塁率・436と好調で、本塁打も9試合で4本の快ペース。62本をマークした昨季、4号を打ったのは17試合目だった。

 「オリオールズには良い投手がいてどんどん勝負してくる。逃げたりはしない。そこがいい」とジャッジ。第1打席でもウェルズから外角高め直球を左前打で、昨季から続く42試合連続出塁とした後、ジアンカルロ・スタントンの右前適時打で先制のホームを踏んだ。ヤンキースはジャッジの活躍で3シリーズ連続勝ち越し、6勝3敗の好スタートとなっている。

続きを表示

2023年4月10日のニュース