侍・栗山監督が語る大谷翔平の素顔　「野球に関しては完璧です」メキシコ戦前の会話でまさかの“スルー”も

侍ジャパンの栗山監督
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　3月に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本を09年以来、3大会ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督（61）が10日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」（月曜後9・00）にゲスト出演し、大谷翔平投手（28）の素顔を明かした。

　侍ジャパンを投打でけん引し世界一へと導いた大谷。その素顔について聞かれた栗山監督は「野球に関しては完璧です」と含みのある回答だった。「野球に関しては?」と言葉に引っかかったしゃべくりメンバー。野球以外の姿を問われると「普段は自分のやるべきことは完璧に全部やりますけど、後は本当にマイペース」と明かした。

　「真面目な?」と聞かれると「野球に関しては」と、またしても含みのある答えに「プライベートは不良なんですか?」といった声が飛んだ。栗山監督は「茶目っ気をすごい持ってますよ」とし、メキシコ戦での会話を振り返り始めた。

　メキシコの先発は大谷とエンゼルスの同僚左腕・サンドバルだった。栗山監督は大谷に「どのくらい点取れるかな?」と尋ねると「んー。ヤバいっすよ。3点ぐらい取れますかね。6対3で勝つイメージの試合展開ですかね」と伝えられた。

　これを聞いた栗山監督は「わかった。じゃあ打ってな」と声をかけた。だが「何にも言わない。知らん顔して行っちゃう」とまさかの反応。「なんだろ。自分の興味あることは反応しますけど、興味ないことは反応しない」と明かしてスタジオを笑わせた。まさかの“無視”という行動についても「無視してるわけではない。僕的には“そんなのわかってますよ”ぐらいの感じ」とフォローした。