エンゼルス・ネビン監督　サヨナラ機で凡退の大谷かばう　「翔平は言い訳しないけど…」

ア・リーグ   エンゼルス11ー12ブルージェイズ （ 2023年4月9日    アナハイム ）

試合後の会見で大谷について語るフィル・ネビン監督（撮影・柳原　直之）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が9日（日本時間10日）、本拠地アナハイムでのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回に、ブルージェイズ先発で花巻東の先輩、菊池雄星投手（31）から5試合ぶりの2ランを放つなど5打数2安打2打点だった。チームは6点リードを逆転されながら、9回2死から同点に追いつき延長戦に突入。しかし、救援陣が勝ち越しを許し、攻撃もあと一歩及ばず11－12で敗れた。両軍計5発26安打の乱打戦だった。

　10回の攻撃では暴投や四球などで1点差に迫り、なおも2死満塁、一打サヨナラの場面で大谷に回ったが二ゴロに倒れた。

　エンゼルスのフィル・ネビン監督は試合後、最後の大谷の打席について「（強い西日の影響で）影がマウンドと本塁の間にできている時間帯だった。翔平は言い訳しないけど、あれは本当に見づらい」とかばった。

　また「それに（最後に救援した）メイザはいい球を投げていた。ただ、試合はかなり接戦だった。（3点差を追う9回は）レンフローもウルシェラもよく打ったし、最後の1本だと思う」と惜敗ながらも選手をねぎらった。