【誠也と一問一答】焦り禁物も「ちょっとイライラ」栗山監督に謝罪、大谷には「ヌートバーをよろしくって」

[ 2023年3月1日 03:38 ]

悔しさをにじませ、囲み取材に応じる鈴木(撮影・光山 貴大)
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 カブスの鈴木誠也外野手は28日(日本時間1日)、アリゾナ州メサのキャンプ施設で会見。左脇腹の痛みでWBC出場辞退となったことについて「残念の一言。本当に悔しい。そこに合わせてずっとやってきた。日本のチームでやることもすごく楽しみだったし、すごくショック」と無念の思いを口にした。

 鈴木の主な一問一答は以下の通り。

 ――いつどのように痛めたのか。
 「症状はなってからじゃないと分からなかったんですけど、若干の体の張りというのはあって、それは野球をやっていれば必ず張りは出てくるので、たいして気にしてなくて、ある程度ケアはしていたんですけど、脇腹をやったこともなかったので、どこまで危ないのかというのはちょっと分からなくて、その中でやっていたらいきなりきてしまったという感じだった」

 ――オープン戦初戦のフリー打撃時か。
 「そうですね」

 ――栗山監督とはどんな話を。
 「いやもう、本当にすいませんという感じで話しましたけど」

 ――みんな無理するなよ、という感じ。
 「まずしっかり治して、という形では言われました」

 ――大谷選手とは。
 「翔平とも、一緒に帰る予定だったので、申し訳ないみたいな感じの話はしました。ヌートバーをよろしくって言っておきました」

 ――大谷選手はメディアに『無理せず、シーズンが長いので』という話をしていた。そういう話もあったのか。
 「うーん、どうなんですかね。まあでも、確かにシーズン長いんで。ここで焦ることはだめなのかなという風には思うので。何も考えられてなかったですね。ちょっとイライラもしていましたし、だいぶ気持ち的には落ち着いてきましたけど。まだ時間があるので、この間にちょっと整理はしたいなと思っています」

 ――オフからトレーニングで追い込んできたが、今となってオーバーペースだったと感じる部分は。
 「どうなんですかね。体重の増量自体はもともと日本の体重からそんなに変わってないんですよね。ただ去年がちょっと落ちすぎてしまったっていうだけで、ほぼ戻したという。プラス2、3キロ増えたくらいなので、そんなに変わらないとは思うんですけど。ちょっと気合入りすぎたのかもしれないですね(笑い)

 ――悔しい思いもあると思うが、眠れないということは。
「これは眠れないって言った方がいいですか(笑い)イライラはずっとしてますし、考えるたびになんでこうなったんだろうとかいろいろ考えてましたけど、でも寝ないと治らないので。アイマスクをつけてシャットダウンして頑張って寝るようにはしてますけど。でも寝つきは良くないですね」

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