Rソックス吉田「かける言葉も難しかった」誠也への思い　前夜に電話「また元気に再会を…という感じで」

球団施設での打撃練習を終え、クラブハウスに戻るレッドソックス吉田正尚選手（撮影・杉浦　大介通信員）
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　カブス・鈴木誠也外野手（28）が左脇腹負傷でWBC出場を辞退したことを受けて、28日（日本時間3月1日）、侍ジャパンの一員として第5回WBCに出場するレッドソックスの吉田正尚外野手（29）がキャンプ地のフロリダ州フォートマイヤーズで思いを語った。

　前夜、鈴木と電話で長時間、話をしたという吉田は「やっぱりすごくショックを受けていましたし、なかなかかける言葉も難しかった」と神妙な面持ち。「（WBCで）一緒にプレーすることはできなくなりましたけど、彼が早く復帰して、また元気に同じ舞台で相手としてプレーできるように、再会しましょうという感じで終わった。WBCへの思いは強かったと思いますし、そこは言葉では言い表し難い。誠也のためにっていうわけではないですけど、彼の思いっていうのもあったと思いますし、自分も必死に、ケガなく、しっかり戦い抜きたい」と静かに気持ちを込めながら言葉を繋いだ。