ソフトB育成4位・内野 伸びしろしかない最速147キロ右腕 柳田ら主力選手から学んだ財産胸に飛躍だ

[ 2023年2月28日 07:10 ]

キャッチボールをする内野
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 2月22日にはプロ入り初の打撃投手を務めるなど、最速147キロ右腕の育成4位・内野は順調な春季キャンプを筑後で送っている。

 投手歴は浅い分、伸びしろしかない。ポニーリーグに所属していた中学までは捕手。日本代表にも選出され、さまざまな国の投手と対戦。その際に「こんな投手が世界にはいるのかと知って…。高校から投手をやりたいなと思うようになった。捕手も楽しかったんですけど、それ以上に魅力を感じた」と投手一本で勝負し、プロの道をたぐり寄せた。

 1月の筑後では自主トレに訪れた選手にある共通点を見つけたという。「活躍されている方になればなるほど、準備をしっかりしているなと見ていて思った」と明かす。柳田、近藤、栗原の練習前のウオーミングアップはコミュニケーションを取りながら「自分が動かしたい部分はしっかり動かしていた。ただやるではなくて、どこを意識してやっているかは感じられた」。学んだ財産を胸に一歩ずつステップアップしていく。

 ◇内野 海斗(うちの・かいと)2004年(平16)7月28日生まれ、福岡県出身の18歳。小2で野球を始める。中学では福岡スーパースターズでポニーリーグの日本代表に選出されアジア大会優勝、世界大会3位に貢献。武田(広島)では甲子園出場なし。1メートル86、92キロ。右投げ右打ち。

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