阪神・木浪が開幕遊撃争いで一歩リード キャンプ総括で充実感「いいアピールができた」

[ 2023年2月28日 05:15 ]

華麗にトスする木浪(撮影・北條 貴史)
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 キャンプ打ち上げの時点で、阪神・木浪が開幕遊撃争いで一歩リードした。岡田監督が「木浪がバットでもいいのを見せてくれている。いい結果を出している方を使わないと。今は一歩リードとちゃうか」と明かした。昨秋から猛虎に勃発した遊撃争い。昨年までレギュラーだった中野を二塁に転向させ、木浪と小幡を競わせてきた。

 オープン戦2試合はともに1度ずつスタメン起用され、木浪が25日のヤクルト戦で4打数1安打。小幡が26日の日本ハム戦で4打数無安打。木浪は練習試合でも19日サムスン戦で4打数4安打、23日の中日戦で小笠原から左前適時打など3打数1安打と打撃面では圧倒。指揮官は遊撃手に求めるのは守備力としていたが、打てるに越したことはない。

 木浪もキャンプ総括で「守備で打ち取った当たりをしっかりアウトにできるということに手応えを得た。まず守備を頑張って、その次にバッティング…。いいアピールができたと思います」と充実感を漂わせた上で、「まだまだ開幕までアピールしまくりたい」と意気込んだ。

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2023年2月28日のニュース