Rソックス・吉田 あるぞ日本人大リーガー初の開幕4番デビュー OP戦初出場でいきなりフェン直二塁打

[ 2023年2月28日 02:30 ]

オープン戦   レッドソックス7-6レイズ ( 2023年2月26日    フォートマイヤーズ )

レイズ戦の2回、右中間に二塁打を放つレッドソックス・吉田
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 レッドソックス・吉田が日本人大リーガー初の「4番デビュー」を飾る可能性が出てきた。26日(日本時間27日)は「4番・左翼」でレイズとのオープン戦に初出場。初実戦だった24日のノースイースタン大との親善試合に続き4番に座った。

 「左打ちのディバースと吉田は離して使いたい。ディバースは2番がいい。確かなのはディバースが2番か4番を打つことで、吉田は4番か1番になるのでは」とアレックス・コーラ監督は方針を示した。当初は出塁率の高さから1番起用が構想されていたが、通算139本塁打の主砲の打順次第で4番起用も浮上してきた。

 この日は2回に右中間フェンス直撃の二塁打を放ち2打数1安打。「意外に伸びた。1本目が出て良かった」と喜んだ。次打席では投球間の制限時間内に打つ準備を整えなかったとして1ストライクを取られる場面も。その後空振りと見逃しで、2球で三振に終わった。「この時期で良かった。日本でしていたルーティンだと少し遅れる。適応しないと」と修正を誓った。(杉浦大介通信員)

 ≪松井は5番デビュー≫デビュー戦で4番に座った日本選手はこれまでいない。20年レイズ・筒香は3番でデビューし、2戦目に4番で出場した。他の打者では5番デビューが03年ヤンキース・松井秀喜、08年カブス・福留孝介。6番デビューが07年デビルレイズ・岩村明憲、22年カブス・鈴木。1番デビューが01年マリナーズ・イチロー、04年メッツ・松井稼頭央。18年エンゼルス・大谷は8番でのデビューだった。

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2023年2月28日のニュース