広島・大瀬良選手会長「僕がスイミーのように」唯一の白ユニホームで決意

[ 2023年2月28日 13:03 ]

キャンプを終えあいさつする選手会長の広島・大瀬良(後方中央は新井監督) (撮影・奥 調)
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 広島は28日、沖縄県沖縄市の「コザしんきんスタジアム」で春季キャンプを打ち上げ、選手会長を務める大瀬良大地投手(31)が円陣で締めのあいさつに立った。OBで球団アドバイザーとして宮崎県日南市の1次キャンプを訪れた黒田博樹氏(48)の座右の銘「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」を引用。「秋にはどこよりも美しく、綺麗な花を咲かせましょう。広島を熱く燃やしていきましょう」と決意表明した。

 「アドバイザーという形でお世話になることになって、こっち(沖縄)には来られてないので、改めて感謝の気持ちも込めて黒田さんの座右の銘をなぞらえて話をさせてもらった」

 ユニホームは1人だけ白いホーム用を着用。「今日来たときにユニホームを忘れてしまって色が違う形だったので、ピンチをチャンスに変えて、いい言葉としてなにかないなあと考えて」と機転を利かせて世界的に有名な絵本になぞらえ、「僕がスイミーのように、みんなの、カープにとっての目となり、優勝、日本一に向けて引っ張っていく存在であり続けます」と呼びかけた。

 最後は手締めではなく全員で肩を組んで「さあ、いこう」と声を合わせた。

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2023年2月28日のニュース