ピッチクロック効果 メジャーリーグ、オープン戦の試合時間が平均23分間短縮

[ 2023年2月28日 07:15 ]

ピッチクロックがカウントダウンする中、打席に立つメッツのトミー・ファム(AP)
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 メジャーリーグのオープン戦の試合時間が、ピッチクロック導入で去年よりも平均23分間短縮されている。スポーツ専門局「ESPN」電子版が27日(日本時間28日)に報じている。

 2022年のオープン戦は平均で3時間1分だったが、今季は24日から26日までの最初の3日間、35試合の平均試合時間は2時間38分だった。ちなみに去年ピッチクロックを導入したマイナーでは公式戦の試合時間が前年より25分間短縮された。ここまで最長試合は3時間6分で、これは去年の大リーグ公式戦の平均時間と同じ。最短は2時間7分だった。

 両チーム合わせて18得点が入ったロッキーズ対ブルワーズの試合も2時間58分で終わっている。メジャーリーグでは試合の平均時間が10年前から3時間を超えるようになり、21年は平均で3時間11分と最も長くなっていた。そこで大リーグ機構は試合時間短縮のために今季からのピッチクロック導入を決めた。26日はピッチャーが28度、打者が7度と、最初の3日間で69度のピッチクロック違反が起きたが、試合時間も短縮されている。

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2023年2月28日のニュース