ソフトBドラ3・生海「目標ができた感じ」1軍入りへ再び奮闘!リハビリ組からはい上がる

[ 2023年2月28日 07:10 ]

ノックを受ける生海
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 毎週火曜日にソフトバンクのファーム情報をお届けする「筑後鷹」。第17回はドラフト3位ルーキーの生海外野手(22=東北福祉大)だ。春季キャンプは宮崎でのA組(1軍)スタートも右肩関節炎のため離脱し、筑後でのリハビリ組に合流。宮崎で学んだことを胸に奮闘している。育成4位ルーキー、内野海斗投手(18=武田)も紹介する。

 生海は前だけを見ている。宮崎春季キャンプは1軍のA組スタートを切ったが12日のシートノックで右肩を負傷し、右肩関節炎と診断され筑後市のファーム施設でのリハビリ組に回った。「気持ちが下がったという思いは正直なくて、宮崎のA組で練習ができたので、自分のプラスにしたい。目標ができた感じですね」と心境を語った。

 大学通算15本塁打の左の大砲。A組では柳田、日本ハムから新加入の近藤、栗原ら1軍の選手による練習に目を奪われた。「先輩方は体の軸がしっかりしていて凄いなと思いました」と勉強になったという。練習後も体のケアを怠っていない姿を見た。「しっかりやらないと1年間試合に出られない。早い段階で分かったことは良かったことだと思います」と話した。

 現在、室内では片手での打撃練習。屋外では高田リハビリ担当コーチのノックを受けるため疾走していた。「順調に回復しているかなと思います。早いぐらいで治っているのかなと思います」と表情は明るい。ホームランバッターになることが目標。そのためにも「体がまだまだできていないので、鍛えつつしっかり結果を出せればいいと思います」と誓った。

 ◇生海(いくみ) 2000年(平12)7月11日生まれ、福岡県北九州市出身の22歳。本名は甲斐生海。小3で野球を始める。九州国際大付では通算36本塁打も甲子園出場なし。東北福祉大では通算15本塁打。昨年秋季リーグで打撃2冠とベストナイン。昨秋ドラフト3位でソフトバンク入団。1メートル84、95キロ。右投げ左打ち。

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2023年2月28日のニュース