大商大151キロ左腕・高 春は無四球無失点の誓い キャンプインの広島・河野に「高校のときは…」

[ 2023年2月1日 17:01 ]

春に向けて走り込む大商大・高(中央)(撮影・河合 洋介)
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 今秋ドラフト候補で最速151キロ左腕の大商大・高太一(3年)が、今春リーグ戦で「無四球無失点」を究極の目標に掲げている。

 「究極の目標は、リーグ戦の与四死球ゼロ。そして、無失点に抑えて絶対に勝ちたい」

 今冬は、体力向上をテーマに走り込みやウエートトレに時間を割いてきた。さらに投球練習から実戦を想定するなど、着々と春に向けての準備を進めている。

 昨年ドラフト5位で広島に入団した河野佳投手(大阪ガス)とは、広陵(広島)で同学年。この日、宮崎・日南市内でキャンプインを迎えた戦友について問われると、「高校のときの僕は、ベンチに入って生き残ることに精いっぱいだった。凄い投手がたくさんいたし、河野は遠い存在で、河野がどうとかまで考えられる余裕はなかった」と当時を思い起こして苦笑いした。

 大学で成長した左腕は、大学最後のシーズンで河野に近づいていることを証明する。

 ◇高 太一(たか・たいち)2001年(平13)7月26日生まれ、愛媛県新居浜市出身の21歳。広陵では3年春から背番号17でベンチ入りし選抜出場。大商大では1年秋からリーグ戦に登板し3年秋まで通算7勝。1メートル81、80キロ。左投げ左打ち。

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2023年2月1日のニュース