楽天・石井監督　秘密兵器は「バギー」　1軍キャンプ地の大進化で移動手段も

バギーの前で記念撮影する石井監督（右から2人目）
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　リニューアルされた楽天の1軍キャンプ地で「犬鷲軍団」が爪を研ぐ。沖縄県金武町の本球場は、フルカラーLEDになった新スコアボードがお披露目。隣接する室内練習場が、キャンプインに合わせて完成した。

　まだ新しい建物のにおいがする「金武町屋内運動場」。足を踏み入れた浅村は「凄く奇麗で環境的には素晴らしいですね」と目を輝かせた。「打つ場所もあんまりなかった。いろんな使い方ができるので、だいぶありがたい」。昨年までは雨天時、バスで近隣の屋内施設まで“遠征”する必要があったが、総事業費約20億円の室内練習場の完成で、全天候型のキャンプ地へと生まれ変わった。

　同時に秘密兵器も導入される。球場やブルペンから室内練習場まで距離は約300メートルだが、急勾配＆急カーブのため徒歩での往復はかなりハード。そこで石井監督の移動用に4輪バギーが用意された。ダイエットのために基本的には歩きたいそうだが「ブルペンとか室内を急いで移動する時に乗ります」と指揮官。バギーで南国を疾走しながら、選手の調整を入念にチェックする。（重光　晋太郎）