「ミスター社会人」が現役引退 NTT東日本の大竹飛鳥投手 37歳大ベテランついに…

[ 2023年2月1日 13:29 ]

NTT東日本・大竹飛鳥投手
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 社会人野球・NTT東日本が1日、野球部の公式サイトを更新。社会人15年目の大ベテランで「ミスター社会人」の異名をとった右腕・大竹飛鳥投手(37)の引退が発表された。

 大竹のほか、諸隈潤投手、飯嶋海斗投手、小又圭甫投手、白石翔樹捕手、宮内和也内野手、村岡勇樹外野手、長沢壮徒外野手の計8人が勇退した。

 大竹はサイトを通じ「日頃よりNTT東日本野球部への多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。この度、15年間在籍させていただいた野球部を引退することになりました。この15年間、大勢の皆様に支えていただき、日本一の環境で野球に打ち込むことが出来ました。東京ドームで大応援団の中で『日本一』になれたことは、一生忘れられない経験です。この様な経験ができたのも、会社の理解があり、社員の方々やファンの皆様の声援があってのことだと思います。本当にありがとうございました。今後は社業に就くことになりますが、人との繋がりを大切にし、今までの経験を活かして会社に貢献できるよう日々精進していきます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。最後になりますが、引き続きシンボルチームへのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。15年間本当にありがとうございました。」とコメントした。

 愛知県生まれで、愛知高時代は遊撃手で高3夏は愛知大会8強が最高成績。関東学院大進学後に投手に転向し、4年時に全日本大学選手権16強。08年にNTT東日本入社後は09年から先発の一角を担った。17年、同社36年ぶりの都市対抗制覇に貢献。19年都市対抗東京都第2代表決定戦・明治安田生命戦ではノーヒットノーランを達成した。準優勝した20年都市対抗では準決勝・日本新薬戦に先発し、6回1死まで完全、7回零封の好投。昨年4強の都市対抗や昨秋準優勝した日本選手権でも登板するなど、名門チームの大黒柱としてフル回転した。

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2023年2月1日のニュース