ドジャースとゴンソリン投手が2年総額8億6443万円で合意 年俸調停の公聴会を回避

[ 2023年2月1日 11:50 ]

ドジャースのトニー・ゴンソリン(AP)
Photo By AP

 ドジャースとトニー・ゴンソリン投手(28)が、年俸調停の公聴会を回避し、2年総額665万ドル(約8億6443万円)で合意した。1月31日(日本時間2月1日)球団が発表した。

 昨季年俸72万ドル(約9359万円)のゴンソリンは16勝1敗、防御率2・14の大活躍で、オールスターにも選ばれた。希望額は340万ドルで、球団のカウンター額は300万ドルだった。2年契約は23年が年俸325万ドル、24年が340万ドル。ただし23年の先発登板数次第で、24年の年俸が最大300万ドル増える条項が含まれている。さらにサイヤング賞の投票結果によるボーナスも付く。

 ドジャースにはこのオフ、調停権を持つ選手が10人いたが、1月14日の希望額を提出する期限までに9人と合意。1人だけ残っていたゴンソリンとも合意したことで、調停案件は終了した。気になるのは23年のぜいたく税の基準額をどれだけ上回っているかだが、ゴンソリンの年平均額(332万5000ドル)を加えると約2億3800万ドル(約309億4000万円)となり、23年の基準額2億3300万ドルを約500万ドル上回っている。

続きを表示

2023年2月1日のニュース