ロッテのドラ4高野、新人一番乗りでブルペン入り　松川も絶賛「角度が良かった」

＜ロッテキャンプ＞ブルペン入りした高野（撮影・長久保　豊）
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　ロッテのドラフト4位左腕の高野脩斗（24＝日本通運）が春季キャンプ初日の1日、新人一番乗りでブルペン入りした。沖縄・石垣市中央運動公園のサブ球場でアップ、キャッチボール、ノックに参加。投内連係プレーはドラフト1位・菊地吏玖（22＝専大）とともに見学したが、その後、ブルペンに移動し、松川虎生捕手（19）を相手に39球投げた。

　「無駄に考えないように、頭で考えてもダメなタイプなのでリズムを意識した」。社会人出身らしく落ち着いた様子。セットポジションからテンポよく、スライダー、フォークの変化球も交えた。レッドソックスなどで活躍した岡島秀樹氏をほうふつさせる独特のフォームから投げ込む速球は制球もよく、松川は「角度がすごい良かった」と絶賛。小野晋吾コーチ（47）は「頑張っていたね。調整も早い」と目を細めた。

　背番号34のユニホームに身を包んで初ブルペンも「いつも通り」と平常心。「変化球はこれからだけど、真っ直ぐは割と良い感じだった」。ラスト1球がやや浮くと、「もう一丁」と“おかわり”して39球。即戦力として期待される左腕はキャンプ初日を終え、「ワクワクしてます」と笑顔で話した。