創業100年の老舗ハンカチメーカー「川辺」が“ハンカチ王子”斎藤佑樹氏とパートナーシップ締結

[ 2023年2月1日 10:05 ]

斎藤佑樹氏
Photo By スポニチ

 創業100周年を迎えた老舗ハンカチメーカー「川辺」が、プロ野球元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(34)とパートナーシップ契約を結んだ。記念日となる1日、同社が業界紙「繊研新聞」で広告を掲載し、発表した。

 斎藤氏は早実時代の2006年、夏の甲子園で全国制覇を成し遂げた。酷暑の中、マウンドでポケットからハンカチを出して汗をふく姿が注目され、「ハンカチ王子」の異名を取った。同年の新語・流行語大賞のトップ10にもノミネートされるほどの大旋風となった。

 広告によると、同社は創業100周年の新たなスタートとしてさまざまな試みを進める中で、斎藤氏へ「何かご一緒できないか」とオファー。斎藤氏からは「ハンカチの会社さんとお仕事をするのは、僕にとってそれなりの覚悟が必要です。やるならしっかりやらせていただきたい。一度、ハンカチとちゃんと向き合いたいと思っています」と返事されたという。これを受け、同社は「まっすぐで前向きさに満ちた斎藤さんのエネルギーもお借りして。次の百年へ、決意を持って、川辺は新しい一歩を踏み出します」と記している。

 プロジェクトの詳細は今後、発表される。

 斎藤氏は早実、早大を経て、2010年ドラフト1位で日本ハムに入団。21年10月に現役引退するまで、投手として活躍。21年12月10日には「株式会社斎藤佑樹」の代表取締役となり、「野球の未来づくり」に関する活動を行っている。

 川辺株式会社は1923年にハンカチおよび手ぬぐいの製造卸売業として東京日本橋で創業。現在はハンカチを中心に、スカーフ、マフラー、バッグ、雑貨、フレグランスを扱い、製造から小売業まで行う企業として発展し、創業100周年を迎えた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月1日のニュース