大谷らメジャー組4人の早期合流は困難 宮崎は外野手登録2人のみでサポートメンバー招集も

[ 2023年2月1日 05:00 ]

侍ジャパンの大谷翔平
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 エンゼルス・大谷、カブス・鈴木、レッドソックス・吉田、カージナルス・ヌートバーのメジャー4選手の侍ジャパン宮崎強化合宿からの合流は厳しい状況だ。WBC管轄外の壮行試合4試合に出場できないことが最大のネックとなっている。

 4選手は大谷(バッテリー組)が今月13日(日本時間14日)、鈴木、吉田、ヌートバー(野手組)が16日(同17日)までに所属球団のキャンプ地に集合する予定。2月下旬開幕のオープン戦に数試合出場し、1次ラウンドB組のチーム集合日に指定される3月4日(同5日)までに合流する見込みだが、侍ジャパンの面々と、守備の連係などを満足に練習できないまま本番を迎えることになる。特に日系選手初の代表入りとなったヌートバーは、コミュニケーション不足となる可能性もある。

 これにより合宿期間中の外野手登録は近藤、周東の2人だけとなり、内外野の連係プレーの練習や、壮行試合4試合への影響も避けられない状況。かねて栗山監督は「いろいろと考えている」と話しており、サポートメンバーとして若手外野手を中心に複数招集するとみられ、合宿初日から参加する可能性もある。

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2023年2月1日のニュース