森保監督も気になる「二刀流・大谷」　生みの親・栗山監督に聞いた“なぜ”

侍ジャパン・栗山英樹監督（左）とサッカー日本代表・森保一監督
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　侍ジャパンの栗山英樹監督（61）が、11日放送のTBS「Nスタ」（月～金曜後3・49）に出演。サッカー日本代表の森保一監督（54）と初対談し、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で投打の柱として期待される大谷への思いを語った。

　W杯カタール大会で日本を16強入りに導いた森保監督から、日本ハム時代「二刀流・大谷」誕生のきっかけについて聞かれると、栗山監督は「翔平の場合は特別で、投げるのと打つのが本当に2人いる。4番でエースになれる。（高校時代から）一緒にやってみて、行けるところまで行きたいと思って見ていた。その感覚は最後まで変わらなかった。頂点へ到達できるのではないかと思わせてくれた選手」と熱く語った。球界に新風を吹き込んだ栗山監督に対し、森保監督は「過去に捉われずに、選手の良さを消さない部分は勉強になります」と同じ指揮官として共感した。

　競技は違えど同じ日の丸を背負い、重圧と戦う2人。森保監督は「僕はアディショナルタイム、大丈夫なので」とカメラが止まった後も語り合い、互いの興味は尽きない様子。侍ブルーから侍ジャパンへ、世界の頂点を目指す熱き将の魂が受け継がれた。