メッツとも破談のコレアがツインズ復帰 6年総額264億円

[ 2023年1月11日 08:57 ]

カルロス・コレア
Photo By スポニチ

 身体検査で右足首に問題が見つかり、ジャイアンツとの13年契約、メッツとの12年契約が破談になったカルロス・コレア内野手(28)がツインズと6年契約総額2億ドル(約264億円)で合意した。ニューヨークポスト紙のジョン・ヘイマン記者が報じた。

 6年契約が終わった後は、打席数に基づいたべスティングオプションで、2028年にコレアが575打席以上立っていれば、29年の年俸は2500万ドルとなり、29年に550打席で30年は2000万ドルなどと、契約が1年ずつ延びて行き、最大で4年(32年まで)7千万ドル分追加となる。

 メッツとは12年総額3億1500万ドルで合意した契約内容をどうやり直すかで2週間以上話し合ったが、妥協点を見出せなかった。メッツも6年契約を保証したが、金額は1億5750万ドルと、当初の合意のわずか半分。しかもその後のべスティングオプションについては、打席数に加えて、フィールドにどれだけ立てていた(守備についた)かも必要で、毎年身体検査を行うことも組み込まれていたという。

 そこでスコット・ボラス代理人は、昨季コレアが在籍し、このオフも10年総額2億8500万ドルの契約をオファーしていたツインズと再交渉。メッツよりも4250万ドル(約56億円)多い保証額を勝ち取っている。気になるのはツインズとの身体検査がどうなるかだが、ヘイマン記者は「重要な部分は終わっているので、問題はない」と情報筋の話を伝えている。

続きを表示

2023年1月11日のニュース