巨人・原監督　侍ジャパン世界一へ「ボールを怖がらない人」が重要

国際武道大で講義を終え、学生から花束を贈られるた原監督（撮影・西川祐介）
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　巨人・原監督が3月のWBCで世界一奪還を狙う侍ジャパンに「金言」を贈った。この日は客員教授を務める国際武道大で通算18度目となる特別講義を実施。学生から「WBCで活躍するのはどんな選手ですか？」と質問を受け「最も重要なのはボールを怖がらない人。打者は死球を恐れない、投手はインサイドに投げることを怖がらない人」と答えた。

　チームからは戸郷の代表入りが決定。正月にLINEでメッセージが届いたことを明かし「堂々と侍のユニホームを着て、戦って揚々とジャイアンツに戻ってきてもらいたい」とエールも送ったという。栗山監督については「思い切って自分の決断をする。それが一番」と迷いのない采配を貫くことを願った。

　監督を務めた09年のWBCではイチロー、松坂らタレント軍団をまとめて、世界一連覇を達成。日本の強みには「犠牲心」を挙げ「アウトになってもどう走者を進めるか。接戦になった時に力を発揮する」と期待した。（川島　毅洋）