阪神・秋山が動物保護施設を訪問し、寄付「大好きな動物のために何か出来れば」

犬とふれ合い笑顔を見せる阪神・秋山拓巳＝西宮市　ペッツフォーライフジャパン
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　阪神・秋山拓巳投手（31）が11日、兵庫・西宮市の動物保護施設「特定非営利活動法人ペッツ・フォー・ライフ・ジャパン」を訪問し、犬や猫の保護活動に向け、公益社団法人アニマル・ドネーションに寄付金を贈呈した。

　同施設では、自治体に持ち込まれる犬・猫の数を減らすための啓発活動と救済活動に取り組み、行き場を失った動物たちを保護し、飼い主を探す活動を行っている。昨年から動物保護活動への寄付を始めた秋山は、体重60キロのセントバーナード犬との触れ合いに笑顔を見せ、施設見学や活動の現状についての説明に耳を傾けた。

　「小さいころに犬を飼っていたけど、引っ越しで飼えなくなって、すごく悲しい思いをした。飼いたいのに飼えない人もいれば、手放す人もいるのが悲しい。大好きな動物のために何かできれば、と活動させてもらっている。しっかり理解して発信してきたい」

　今後も活動を続けていく考えの秋山。右膝故障で昨年1勝に終わった右腕にとっては真価を問われるシーズンも控える。「1カ月、沖縄でしんどい思いをするけど、きょうのことを思い出しながら取り組む」と動物たちの姿を励みにし、復肩を果たすことを誓った。