阪神・板山「今年が野球人生のターニングポイント」 広島・秋山との合同トレで新フォームの助言仰ぐ

[ 2023年1月11日 05:15 ]

4年連続で広島・秋山(奥)の自主トレに参加した阪神・板山
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 勝負の8年目を迎える阪神・板山が4年連続となる広島・秋山らとの合同自主トレを静岡県下田市で公開し、新フォームへの助言を仰いだ。

 「バットを立てて、ボールに勝負をしかけるなら、もっと勇気を持って(打席内で)しかけたらいいんじゃないかという話をしてもらった」

 西武時代の15年にプロ野球記録の216安打を放った師から覚醒へのヒントを得た。昨季は14試合出場でわずか1安打。数少ない出場機会での焦りもあり、持ち味でもある思い切りの良さが消え、「(打つ)ポイントを(従来より)前に」とも指摘された。

 昨秋キャンプからバットを立てた構えに変更。広角に強い打球を打ち分け、復帰した岡田監督から「予想外にええ。左打ちやったら一番いい」と高評価を得た。以降も随所で指揮官から名前が挙がる。内外野をこなす万能性を備えていても、やはり1軍定着への最大の武器は打撃。今回の自主トレも「自分の感覚と秋山さんが感じたことをすり合わせながら」とさらなる向上に重点を置いた。

 「今年が自分の野球人生のターニングポイントになる。そういうつもりでオフにも取り組んでいますし、仕上がりもいい」。確かな手応えとともに、2月1日からのアピールを期した。

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2023年1月11日のニュース