オリ・由伸 投手最年少で6億円超え!6・5億で更改 イチロー、金子ごぼう抜き7年目で球団最高給に

[ 2022年12月27日 16:07 ]

<オリックス・山本 契約更改> 契約を更改し、笑顔で記念撮影する山本 (撮影・後藤 大輝)
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 オリックスの山本由伸投手(24)が27日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、3億7000万円から大幅増となる契約でサイン。来季年俸は6億5000万円(金額はすべて推定)となることが分かった。これまでの球団最高年俸は18年金子千尋の6億円で、山本は25歳シーズンでイチローらを上回り球団最高給となった。

 投手の年俸6億円到達は昨年の千賀(ソフトバンク)に次ぐ7人目。25歳での初到達は村上(ヤクルト)の23歳に次ぎ2番目に若く、投手では最年少となった。また、イチローが5億円の大台に乗せたのが99年の入団8年目で、山本は7年目で一気にレジェンドを超える偉業となった。

 今季は15勝5敗、防御率1.68で最多勝、最優秀防御率、勝率第1位(.750)、最多奪三振(205)とタイトルを総なめし、史上初となる2度目の投手4冠に2年連続で輝いた。さらに6月18日の西武戦でノーヒットノーランを達成し、パ・リーグ初となる2年連続の沢村賞も受賞。リーグ連覇と26年ぶり日本一に大きく貢献したことで、大幅増となった。

 来年3月のWBCでは日本代表入りが内定済み。日本シリーズ初戦の10月22日ヤクルト戦で負傷した左脇腹についても「もう完治でいいと思います」と来季へ向けてスタートを切っている。

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