ヤクルト・村上「この場を借りて言わせていただきたい」　“宿敵”前に日本一誓った

母校・九州学院OB会主催のタイトル受賞祝賀会に出席したヤクルトの村上　　　　　
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　ヤクルトの村上が熊本市内で行われた母校・九州学院OB会主催のタイトル受賞祝賀会に出席。今季は3冠王に輝くなど多くのタイトルを獲得したが、約330人の来場者を前に「（来年は）今年より1厘でも多く、1本でも多く、1打点でも多く稼げたら」と誓った。

　チームの目標にリーグ3連覇と日本一奪回を掲げ「（会場に日本シリーズで敗れた）オリックスの小田さんはいますけど、この場を借りて言わせていただきたい」とニヤリ。本塁打を打つごとに熊本城の復興支援のために積み立てた金額も寄付し、目録を地元関係者に手渡した。

　≪29年ぶりセ連覇に衣笠社長「偉業」仕事納め≫都内の球団事務所で仕事納めを迎えた。チームは29年ぶりのリーグ連覇を達成し、村上が日本選手最多のシーズン56本塁打で史上最年少で3冠王にも輝くなど球団史に輝く一年。衣笠剛球団社長は「連覇は野村（克也）さんの時だけ。七十数年で2回目の連覇を成し遂げたのは偉業」と振り返り「コロナ禍で2年連続大赤字だったが、今年は何とか利益を計上できた。皆さんの努力の結晶」と職員をねぎらった。