【年俸推移データ】オリ・由伸 2年連続2億円以上アップは菅野以来でパ史上初

[ 2022年12月27日 17:35 ]

<オリックス・山本 契約更改> 契約を更改し、笑顔で記念撮影する山本 (撮影・後藤 大輝)
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 オリックスの山本由伸投手(24)が27日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、3億7000万円から大幅増となる契約でサイン。来季年俸は6億5000万円(金額はすべて推定)となることが分かった。これまでの球団最高年俸は18年金子千尋の6億円で、山本は25歳シーズンでイチローらを上回り球団最高給となった。

 投手の年俸6億円到達は昨年の千賀(ソフトバンク)に次ぐ7人目。25歳での初到達は村上(ヤクルト)の23歳に次ぎ2番目に若く、投手では最年少となった。また、イチローが5億円の大台に乗せたのが99年の入団8年目で、山本は7年目で一気にレジェンドを超える偉業となった。

 山本の年俸は21年の1億5000万円→22年の3億70000万円→23年の6億円で2年連続2億円以上のアップ。2年連続2億円以上のアップは菅野(巨)17年2億3000万円→18年4億5000万円→19年6億5000万円以来2人目でパでは初となる。

 また、17年入団時の500万から800万(18年)→4000万(19年)→9000万円(20年)→1億5000万円(21年)→3億7000万円(22年)と右肩上がりでアップした。

 昨年は高卒6年目での過去最高額(10年の日本ハム・ダルビッシュの3億3000万円)を上回り、さらに6年目での3億円超えはプロ野球7人目で、球団では7年目のイチローを抜いて最速となっていた。

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2022年12月27日のニュース