阪神・近本、地元・淡路市で200安打約束「自分のプレーを求めた先に…」 「近本シート」に140組招待

[ 2022年12月27日 05:15 ]

門康彦淡路市長(左)から花束を受け取る近本(淡路市提供)
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 阪神・近本光司外野手(28)が26日、地元の兵庫県淡路市の門(かど)康彦市長を表敬訪問した。淡路市スポーツ親善大使を20年から務め、同年に開始した甲子園に淡路市民を招待する「近本シート」では累計約140組を招待。「いい成績を残して帰ってきたい思いがあり、そのために頑張っているのもある。今年はゴールデングラブ賞、盗塁王、ベストナインと賞を3つ獲って帰って来ることができて良かった」と凱旋に胸を張った。

 今月4日には淡路島の小学1年~3年の児童を対象に初めてスポーツ教室を開催。「まず一つスタートできたことが大事。子供たちが大きくなったときに、次の子供たちのために何かやってあげるような子が育ってくれたらいい」。小学時代に参加した野球教室の思い出が強く印象に残っているからこそ自らもスポーツの魅力を伝え、受け継がれることを望んでいる。

 来季目標を聞いた門市長には「チームや自分の立場としての目標はもちろん優勝ですけど、個人の目標は200安打を打ちたい。自分のプレーを求めていった先に200安打があるので目指していきたい」と宣言。応援してくれる人たちの思いを背に、淡路が誇るスピードスターは走り続ける。 (阪井 日向)

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2022年12月27日のニュース