盗塁王&GG賞のロッテ高部 ミスしたシーンは「夢に出て来ますからね今でも」もリセット法は?

[ 2022年12月14日 18:04 ]

ロッテ・高部瑛斗外野手
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 盗塁王と外野部門のゴールデングラブ賞に輝いたロッテ・高部瑛斗外野手(25)が13日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。ミスについて語った。

 プロ3年目の今季は外野レギュラーに定着し、打率・274、リーグ2位の148安打を放ち、44盗塁をマークした高部。この日はものまねタレントの原口あきまさとトークを展開。原口から「自分が凄い活躍したシーンより、ミスった時のシーンの方がもうずっと覚えてるって言うのは本当ですか」と聞かれると、「本当の本当ですね」と言い切った。

 原口が「よく取り返したとか言うじゃないですか、この打撃で今のエラー帳消しやとか言うけど、そうじゃない」と続けると、高部は「全然違います」と断言。「もう夢に出て来ますからね今でも。冷や汗かいて起きてますもん」と振り返った。

 さらに「僕も窓全開にして大声出しながら帰ったことあります。高速道路を」とも語ったが、「でも隣見たらファンの人に手振られてました」と笑わせた。

 原口が「それ、現役終わるまで絶対忘れんやろうなあ」と語ると、高部は「そうですね」と同調。「なんか、寝てて物がボンと落ちた時に、僕エラー、サヨナラエラーで目の前にボン、って(ボールが)落ちたんですけど。その音がリンクして。“あっ、落としちゃった、やっちまったあ”みたいな。音でたまに反応するんです」とも語った。

 原口は「高部くんとご飯に行った時に、箸とかも落とせんやんか」というと、高部は「いやあ、落とさないでくださいよ」と冗談交じりで話した。「重い物はやめてくださいよ、軽い箸ぐらい、カランカランなら大丈夫ですけど、ドン、とか言うと…」と続け、原口も「やばいなあ、荷物とかもドンと置けんなあ」。高部は「ああ、ちょっとやめてください、ゆっくり」と笑いながら話した。

 原口が「やめてくださいじゃないのよ。がんばってそこ克服していかんと」とツッコむと、高部は「そうですね。まあ大分克服はしてきたんですけど」と話した。

 また原口は失敗をしてしまった時に「一番リセットできるなんか、食べもんでもいいんだけど、家でこうすると朝忘れられるとか、寝れない日もあると思うのよ。そこどうしてんのかなと」と尋ねると、高部は「僕はもう結局何回も悔しい思いしましたけど、結局思いっきり練習し続けます。もう倒れるまでバット振ってやろうと思って」と明言。「それしか僕の中でなくて。納得できなくて」と語った。

 高部は4月6日の日本ハム戦の左翼守備では、同点の9回無死一、三塁で左飛をファウルと誤判断し、落球してサヨナラ負け。この屈辱をバネに今季は好守を連発してきた。
 

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2022年12月14日のニュース