阪神 尼崎の新2軍施設は二酸化炭素排出ゼロ バックスクリーン背面に太陽光パネル 整備・運営方針を発表

[ 2022年12月14日 15:07 ]

阪神のファーム施設が移転する尼崎市小田南公園 「ゼロカーボンベースボールパーク」 イメージ図(阪神電鉄、阪神タイガース、尼崎市提供)
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 25年2月に阪神のファーム施設が移転する兵庫県の尼崎市小田南公園について、阪神電鉄、プロ野球・阪神、尼崎市は14日、二酸化炭素の排出を実質ゼロとする「ゼロカーボン ベースボールパーク」として整備、運営をすることを発表した。

 室内練習場や選手寮兼クラブハウスの屋上、野球場のバックスクリーン背面に太陽光パネルを設置。ここからの発電、蓄電により、野球場で想定する年間電力使用量の80%強相当を創エネする。不足分は、尼崎のクリーンセンターの廃棄物発電による二酸化炭素排出ゼロ電力を活用する。

 また、省エネの最新システムも導入する。

 これらにより、年間1000トン以上の二酸化炭素排出量の削減を見込む。脱炭素関連の認証取得も目指す。そのほかにも雨水、井戸水の活用や、ペットボトル、プラスチックカップの回収リサイクルに取り組む。

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2022年12月14日のニュース