楽天・島内が球団側に「来年できればFA権を行使したい」と異例の直訴 来季が4年契約の3年目

[ 2022年12月14日 11:24 ]

契約更改を終えて、思いを語る楽天・島内
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 楽天の島内宏明外野手(32)が14日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億2000万円プラス出来高払いでサインした。

 4年契約の2年目だった今季は主に4番に座り、142試合で打率・298、14本、77打点という成績を残した。自身初のシーズン最多安打(161本)のタイトルも獲得し「まあまあじゃないですか」と振り返った。

 交渉の席では、球団側に異例の直訴をしたことを明かした。「来年できればFA権を行使させてもらいたい、という話をさせてもらった。金額とかではなく、違うユニホームを着てプレーしたいという気持ちが少なからず出てきた」。来季は4年契約の3年目だが、契約年数を1年短く見直すように要望したという。

 20年に国内FA権を取得したが、同年オフに権利を行使せずに4年契約を結んだ。その後、翌21年に打点王、22年には最多安打と2年連続で個人タイトルを獲得したが「年俸もあまり上がらないし、何のために頑張っているのだろう…」という気持ちが大きくなっていったという。結論は出なかったようで、球団側とは改めて話し合っていくことになりそうだ。(金額は推定)

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2022年12月14日のニュース