苦手な1番バッターもOK! ソフトバンクFA移籍・近藤「任された打順も打てるのも長所」

[ 2022年12月14日 17:58 ]

<ソフトバンク入団会見>入団会見を行う近藤と三笠GM(撮影・中村 達也)
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 苦手な1番バッターもなんの! 日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに入団した近藤健介外野手(29)が14日、福岡市内のホテルで会見。打順について語った。

 藤本博史監督の頭の中には「1番バッター」構想があるようだ。指揮官には「食事をさせてもらった時に、”1番苦手”ですとお伝えした」と得意な打順ではないことを直談判したようだが、「そこで任せられるのであれば、しっかりと自分の持ち味を出していきたい」と話す近藤。

 不得意な1番バッターの役割についても、「選球眼だったり、出塁率を求められるのが1番だと思うので、しっかり塁に出て次のバッターにまわす。そこをしっかり、より明確にやることが大事だと思う」と冷静に分析する。

 自身の強みや評価を理解しているからこそ、前向きに、そして自信ものぞかせる。選球眼やつなぎ役として定評があり、「そこを意識して11年間やってきたので、そこはブレずに、しっかりと。任された打順も打てるのも長所だと思っているので」とバッチリ期待に応える構えだ。

 移籍1年目の目標を問われると、個人よりもチーム成績に重きを置く。「リーグ優勝、日本一、そこを目指してやっていきたい」。持ち味を発揮し、来季の3年ぶりリーグ優勝と日本一奪還を見据える。

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2022年12月14日のニュース