日本通運が“魔の2回戦”突破 リードオフマン・添田真海が牽引

[ 2022年11月6日 18:10 ]

第47回社会人野球日本選手権大会 2回戦   日本通運6―1大和高田クラブ ( 2022年11月6日    京セラD )

1回戦でも日本通運・添田(右)
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 日本通運が快勝し“魔の2回戦”を突破した。

 初回に「1番遊撃」の添田真海(25=明大)が右中間を深々と破る三塁打で出塁すると、「2番左翼」の大谷昇吾(30=上武大)が初球を捉えて右前へ運びわずか5球で先制。この回3点を奪って優位に試合を進めた。

 添田は8回先頭でも左中間へ二塁打を放って得点に結びつける活躍。今年から食事のメニューの成分表を細かくチェックして脂質を減らし、タンパク質を意識して摂取。体重を維持しつつ体脂肪率は年初の20%から10%に半減した。体のキレが増し「軽くなった気がします。ぜひ試してみてください」と舌も滑らかだ。

 チームは17年の都市対抗準優勝以降、18年の日本選手権を除く全ての2大大会に出場も、いずれも2回戦までで敗退。“魔の2回戦”とささやかれてきたジンクスを破った。「1つ階段を上って違う景色が見られた。あと3つ、そこを目指してやる」と沢村幸明監督(42)。94年以来、28年ぶり2度目の頂点をはっきりと視界に捉えた。

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2022年11月6日のニュース