侍・栗山ジャパン タイブレーク“試合”は4点奪い2点失い勝利 WBC本番の延長戦想定

[ 2022年11月6日 18:15 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表8―4巨人 ( 2022年11月6日    東京D )

<巨・侍>10回、タイブレーク練習で守備に就く侍ジャパンナイン (撮影・光山 貴大) 
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 8―4で侍ジャパンが勝利した試合後には、3月のWBC本番の延長戦を想定したタイブレークの練習が行われた。試合の流れのまま侍ジャパンが先攻で、巨人が後攻。無死二塁から攻撃を開始して、打順は前の回から継続、走者は前の回の最終打者というルールで行われた。

 まずは侍ジャパンの攻撃で、無死二塁の二塁走者は代走の周東が送られた。打者の西川が畠の149キロ直球をはじき返し、左前に適時打。周東が生還して1点を奪った。

 なお無死一塁で代打・近本が送りバントを失敗するも、暴投で1死二塁。代打・森が中前に適時打を放って、2点目を挙げた。さらに2死二、三塁から近藤が右前に2点適時打。侍ジャパンが計4点を奪った。

 侍ジャパンの守備では伊藤が登板。保科、北村に連打を浴びて1点を奪われた。三塁手・村上の悪送球も絡んでなお無死一、三塁から、重信に左犠飛を許して2点目。その後は香月を遊ゴロに仕留め、タイブレークは4―2で侍ジャパンが勝利した。 

 ▼伊藤(タイブレークに登板)(登板は)集合した日に吉井さんから聞きました。ちょっとびっくりはしましたけど、大事な場面を任されてうれしいことなので。全然だめでしたけど、いつもとは違った入り方。難しさはあった。課題の残る登板だったと思います。(ボールへの対応は)まだちょっとしっくり来ていない部分とつかめそうな部分がある。

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2022年11月6日のニュース