広陵・真鍋、起死回生の同点二塁打 逆転勝利で2年連続出場当確「選抜の負けは選抜でしかやり返せない」

[ 2022年11月6日 06:00 ]

秋季高校野球中国大会準決勝   広陵8─6鳥取城北 ( 2022年11月5日    ぶんちゃんしまなみ )

<広陵・鳥取城北>8回、同点の2点二塁打を放ちガッツポーズの広陵・真鍋
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 広陵が、2年連続の選抜出場に当確ランプをともした。「3番・一塁」で先発出場した来秋ドラフト候補の真鍋慧(2年)が、8回1死二、三塁で右翼線へ起死回生の同点2点二塁打。1―2の6回1死満塁からの守備では相手の2連続スクイズに際して失策、野選とミスを連発していただけに、借りを返す一打に「大事な場面で1本出て良かった」と胸をなで下ろした。

 4打席目までは犠飛と野球人生初の1試合3四球。内角を執ように攻められ、まともに勝負してもらえなかったが、1打数1安打3打点。「気持ちを1打席ごとに切り替えて、低めを捨てて目線を上げた」と精神面でも余裕をのぞかせた。昨春選抜では2試合で計7打数4安打と活躍も、2回戦敗退。「選抜での負けは、選抜でしかやり返せない」と早くもリベンジに燃えた。

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2022年11月6日のニュース