Honda熊本のルーキー高橋 敗戦にも1年間の成長に手応え「身も心も強くなれた1年だった」

[ 2022年11月6日 21:36 ]

第47回社会人野球日本選手権大会 2回戦   Honda熊本1-3三菱重工East ( 2022年11月6日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 第3試合 三菱重工East・Honda熊本>Honda熊本・先発の高橋 (撮影・奥 調)
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 2006年の33回大会以来のベスト8を逃したHonda熊本の収穫は、新人・高橋聖人投手の力投。立ち上がりに1点を許したが、以後は立ち直り、6回途中まで追加点を与えなかった。

 「最初は緊張してしまったけど、そこからは先輩たちにも励まされ、ノビノビと攻める投球ができたと思う」と最速150キロもマーク。前回大会準優勝の相手を4安打に封じた。

 明大では4年間でリーグ戦1勝だけに終わったが、「このチームではたくさんのチャンスをいただいて、身も心も強くなれた1年だった。来年以降につながる投球だったし、柱になれるように頑張りたい」と言い切った。

 試合は同点で迎えた8回2死無走者から2番手・片山雄貴が四球に続き、決勝2ランを被弾。「あの四球ですね。コントロールが急に出来なくなった。開き直って、4番と勝負したが、失投を捉えられた」とJABA2大会優勝に貢献したエースは肩を落とした。都市対抗では2年間で5本塁打を記録した主砲・古寺宏輝も今大会では8打席無安打と沈黙。渡辺正健監督も「中盤で点を取れなかったのが終盤に響いた」と課題を挙げた。

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2022年11月6日のニュース