三菱重工Eastが8強進出 4番・小栁が2ランで試合決める「次につなごうという気持ちで振った結果」

[ 2022年11月6日 21:55 ]

第47回社会人野球日本選手権大会 2回戦   三菱重工East3―1Honda熊本 ( 2022年11月6日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 第3試合 三菱重工East・Honda熊本>8回2死一塁、三菱重工East・小柳は左越えに2点本塁打を放ち生還 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 三菱重工East(関東・神奈川)がHonda熊本(九州・熊本)を破って、8強進出を決めた。

 4番・小栁卓也外野手が一振りで勝利を呼んだ。1―1のまま迎えた8回2死一塁。2ストライクと追い込まれながらも、132キロ高めカットボールを捉え、今大会初アーチを左翼席へ運んだ。

 「後ろにいいバッターも控えていたので、次につなごうという気持ちで振った結果。できすぎですね」

 1点優勢の3回2死満塁の場面では、空振り三振。直後に同点を許した後は均衡が続いていた中、「自分が打っておけばいい流れで違う展開になっていた。そこの悔しさもあったのであの打席はなんとかしたいなと思って」と終盤の大事な場面で役割を果たした。

 日本選手権では18年、21年と2度の首位打者。佐伯功監督からも「あの場面で4番が大きな仕事してくれました。名古屋時代も4番で起用していた時期があったんですけど、彼なりに苦しんだ時期も経て、また横浜で勝負すると4番に返り咲いた。たくまし4番になってくれた」と称賛された。

続きを表示

2022年11月6日のニュース