ヤクルト連覇　セ・リーグ監督が“参りました”　DeNA・三浦監督「攻撃も守りも隙がなかった」

セ・リーグ   ヤクルト1－0DeNA （ 2022年9月25日    神宮 ）

（左上から時計回りに）ヤクルト・高津監督、DeNA・三浦監督、巨人・原監督、中日・立浪監督、広島・佐々岡監督、阪神・矢野監督
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　優勝マジック「2」のヤクルトは25日、2位・DeNAとの直接対決に勝利し、2年連続9度目の優勝を決めた。高津臣吾監督（53）は就任3年目で2度目のリーグ制覇。ヤクルトの連覇は野村克也監督時代の1992、93年以来、29年ぶり2度目となった。

　ヤクルトは7月2日に2シーズン制を除いたパ・リーグの1965年7月6日の南海を上回りプロ野球史上最速の優勝マジック「53」を点灯。その後、主力選手のコロナ離脱で途中失速したが、5月21日以降、一度も首位を譲ることなく97年の9月28日を抜いて球団最速の優勝となった。敗れたセ・リーグ各球団の監督はヤクルトの優勝を称えた。

　▼DeNA・三浦監督（ヤクルト戦9勝15敗）（強さは）全てじゃないですか。攻撃も守りも隙がなかった。その隙を突きたかったけど…。今日のゲームに象徴されるような形だと思います。

　▼巨人・原監督（ヤクルト戦13勝11敗1分け）非常に投打のバランスが良かった。投手陣がストライクをどんどん取ってくることを恐れないという点では、非常に攻撃的なチームだったなと思います。

　▼阪神・矢野監督（ヤクルト戦9勝13敗）村上が一番の中心選手に違いないが、外国選手が脇を挟み、長岡らにもいい働きをされた。野手の層が厚く投手もそろっている。全てにおいてバランスが取れていた。

　▼広島・佐々岡監督（ヤクルト戦8勝14敗1分け）村上を中心とした打撃陣に投打のバランスも良かった。村上を警戒するだけでなく、前後に山田や外国人もいる。なかなか開幕から勝てず、対戦成績が悪くなった。

　▼中日・立浪監督（ヤクルト戦14勝10敗1分け）ヤクルト戦は先制する試合が多く勝ち越すことができた。ただ、村上選手だけでなく1番からずっと気の抜けない打線で何点あっても勝った気がしない試合が多かった。