慶大が立大と引き分け ドラフト候補の橋本達弥が今秋初登板で好救援

[ 2022年9月25日 14:18 ]

東京六大学野球秋季リーグ   慶大0―0立大 ( 2022年9月25日    神宮 )

<慶大・立大> 7回、ピンチでマウンドに上がり無失点に抑えて吠える橋本達 (撮影・光山 貴大)
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 両軍とも得点を奪えず、引き分けに終わった。

 慶大は、今秋ドラフト候補の橋本達弥投手(4年=長田)が、0―0の8回1死一、三塁から救援として今秋リーグ戦初登板。最初の打者を打ち取って2死二、三塁とし、立大の4番・山田健太内野手(4年=大阪桐蔭)をこの日最速150キロの直球で遊ゴロに仕留め、派手にガッツポーズをつくって吠えた。「あそこで絶対にやってはいけないのが気持ちで負けること。そこを前面に出した結果、ああいう形になりました」と笑顔を見せた。

 リーグ戦開幕前の7月には大学日本代表にも選出され、国際大会を経験。「自分より素材のいい投手しかいなかった。そういった選手の取り組みに触れて、自分も頑張らないといけないなと思った。ちょっと自信をなくしそうになったりしたが、練習して追いつけるように」と気持ちを新たにした。

 公立校の長田(兵庫)出身で、プロ志望届も提出した。「プロに行きたい気持ちは凄いある。役割的にも目立つわけではないけど、僕が(ピンチで)投げることがチームにとって一番大事。そういうところを評価していただけたらなと思います」と話した。

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