小坂監督不在の智弁学園が初戦突破、高良主将「勝ててよかった」 秋季奈良大会

[ 2022年9月17日 20:13 ]

秋季高校野球奈良県大会 2回戦   智弁学園7―6奈良大付 ( 2022年9月17日    ロートスタジアム奈良 )

 智弁学園は高校日本代表にコーチとして同行する小坂将商監督が不在の中、奈良大付との接戦を7―6で制した。

 来秋ドラフト候補の主将・高良鷹二郎は「7番捕手」でフル出場し、2安打1打点。2回無死二塁で右翼への二塁打を放つと、1点優勢の3回は1死三塁で右犠飛を放ち3点目。5回は1死無走者から右前打で好機演出し、「チームが勝つためにやっているので、勝ててよかったです」と笑顔を見せ、小坂監督との「俺が帰ってくるまで絶対に負けるな」の約束を守った。

 投げてはエースの中山優月(2年)が9安打6失点、130球で完投し、監督代行を務めた上田耕平コーチは「勝ててよかったです。選手らは(小坂)監督さんに教えてもらっていることをいなくてもやっていた」と安堵の表情を見せた。

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2022年9月17日のニュース