巨人・戸郷がリーグトップタイの12勝目 猛虎打線を7回途中2失点 ついに0・5差

[ 2022年9月17日 20:56 ]

セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>7回、好リリーフの高梨(右)を迎える戸郷 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の戸郷翔征投手(22)が阪神戦(東京D)に先発登板。7回途中5安打2失点と好投し、青柳(阪神)に並んでリーグトップタイとなる今季12勝目をマークした。プロ通算30勝目を挙げた8月25日の中日戦(東京D)以来3試合ぶりの白星となる。

 戸郷は8月25日の中日戦で11三振を奪って8回1失点と好投し、今季11勝目をマーク。だが、9月2日の阪神戦(甲子園)では味方打線が西勇に7回まで無得点に抑えられ、戸郷は0―0で迎えた8回に2失点して降板した。この試合では9回に味方打線が追いついて黒星は消えたものの、前回登板した9日の中日戦(東京D)でも味方打線が大野雄に7回まで無得点。戸郷は7回1失点と好投したが、またも白星をつかむことができなかった。

 そこから中7日でのマウンド。2回に佐藤輝にフォークボールを右越え19号とされて先制されたが、味方打線が5回に追いついた。ウォーカーの中越え三塁打の後で吉川が右中間へ適時二塁打を放ち、相手先発右腕・西勇から29イニング目にして今季初得点。6回には中田が3戦連発となる22号ソロを放って勝ち越すと、ポランコも右越え22号ソロで続いて2点リード。直後の7回に戸郷が1点差に迫られると、2番手左腕・高梨が好リリーフで後続をピシャリ。8回はイニングまたぎとなった高梨から3番手右腕・鍵谷とつなぎ、最後はドラフト1位守護神・大勢が今季33セーブ目で締めくくった。

 戸郷の投球内容は7回途中で打者27人に対して103球を投げ、5安打2失点。5三振を奪い、与えた四球は3つ、直球のMAXは150キロだった。

 また、戸郷はこの日の5奪三振を加えて今季141奪三振とし、こちらはリーグ単独トップ。高橋宏(中日)、森下(広島)の127奪三振に14差をつけている。

 ▼戸郷(リーグトップタイの12勝目)7回を投げ切れず悔しいですが、最低限粘りの投球は出来たと思います。また、次回までにしっかりと修正していきます。

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