米記者がメッツオーナーはジャッジ獲得に動くと予想、メッツファンが好きなのはヤンキースを苦しめること

[ 2022年9月17日 06:52 ]

ヤンキース・ジャッジ(AP)
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 FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者(59)がメッツ戦の実況中継中、メッツのスティーブ・コーエンオーナー(66)がこのオフにFAになるアーロン・ジャッジ(30)の獲得に動くかと聞かれ「コーエンは典型的なメッツファンだ。私はここで育ったから知っているが、メッツファンが最も好きなのはヤンキースを苦しめ、悩ますこと。最終的に獲得できないにしても、入札には動くだろうし、少なくとも興味は示す。そしてヤンキースが払う値段をつり上げる。あるいはもし仮に今季メッツが思うような成功を収められなかったら、ジャッジを狙わないことは考えられない」と話した。

 ローゼンタール記者はジャッジはヤンキースと再契約する可能性が一番高いと見ているが、FA市場では予測できないことが起こると言う。コーエンオーナーには他のオーナーを圧倒できる資金力があるし。ヤンキースは開幕前のジャッジとの交渉でミスを犯した。開幕日をデッドラインとしたのだが合意に至らず、ブライアン・キャッシュマンGMが7年2億1350万ドルのオファーを公表してしまったのだ。「ジャッジはそのことを快く思っていない。オフにヤンキースがジャッジの望み通りのオファーをすれば決まると思うが、それをしなければ、あるいは他の誰かが熱心に口説けば、よそに行くかもしれない」とした。

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2022年9月17日のニュース