阪神・糸井 ラスト東京Dで両軍ファンから歓声「もう、ここまで頑張ってきて、ホンマに良かったなと」

[ 2022年9月17日 22:03 ]

セ・リーグ   阪神2―3巨人 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>東京ドームでの最後の試合を終え、あいさつをする糸井(手前)ら(撮影・平嶋 理子)
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 今季限りでの現役引退を表明している阪神・糸井嘉男外野手(41)が東京ドームでの巨人戦後に関東の虎党に別れを告げた。

 全体でのあいさつの後に虎党で埋めつくされた左翼スタンド近くまで向かうと、帽子を脱いで、深々とお辞儀をし、ファンの声援に応えた。三塁ベンチ前では最後に右翼スタンドとグラウンドに向けて一礼。両軍のファンからは大きな拍手が送られた。

 「いや、もう、ここまで頑張ってきて、ホンマに良かったなと思います。さっきの声援も味わったことがないような体験でした。感謝の一礼ができて良かった」

 阪神ファンだけではなく、巨人側からも拍手と歓声が起こり、テーマ曲「SHAKE」も流れた。試合前には原監督、日本ハム時代のチームメート中田らにもあいさつ。「原監督とは面と面を合わせて喋ったのは初めて。けじめとしてあいさつさせていただいて、すごく良い言葉をいただきました」とオリックス、日本ハム、そして阪神を通じて19年間、必死の思いでプレーした東京ドームに超人は別れを告げた。

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