【U18W杯】日本、川原嗣貴が完封「飛ばしていけた」3位決定戦以上が確定!

[ 2022年9月17日 11:40 ]

第30回WBSC U18ベースボールワールドカップ スーパーラウンド   日本―オランダ ( 2022年9月16日    エド・スミス・スタジアム )

<日本・オランダ>5回2死二塁、遊ゴロに打ち取りピンチを切り抜けた川原嗣貴
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 雨天のため、予定より2時間50分遅れで高校日本代表はオランダとのスーパーラウンド2戦目に臨み、5回終了降雨コールドで勝利。3位決定戦進出以上が確定し、決勝進出への望みもわずかながらつないだ。

 先発右腕の川原嗣貴(3年)は抜群の制球力で5回3安打6奪三振、無四死球で無失点。捕手の松尾汐恩(3年)との大阪桐蔭バッテリーは息ピッタリで、ピンチでも表情ひとつ変えず堂々としたマウンドさばきだった。5回コールドではあるが、今大会チーム初完投初完封をマーク。「マウンドが硬い方が自分は投げやすい。沈み込めない分、若干リリースポイントを下げてうまく対応できている。先発なのでペース配分をしないといけないと思ったんですけど、考えなくていい気候と体の状態だったので、飛ばしていけた」とうなずいた。

 あす17日(日本時間18日)のアメリカ戦での勝敗にかかわらず、4位以上は確定。決勝進出には(1)台湾がオランダに勝って1位通過を決め(2)韓国がメキシコに敗れ(3)日本がアメリカに勝つことが最低条件。3勝2敗で日米韓が並び、この3カ国間の得失点差率で最上位に立つ必要がある。ただし、韓国は日米との試合をすでに終えており、得失点差は+3。日本は韓国に0―8で敗れているため現在は-8で、これを上回るためにはアメリカに大差で勝つ必要がある。

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2022年9月17日のニュース