阪神 優勝も自力CSも消滅…矢野監督「シーズン終わってない。結局は自分たちの野球をどれだけできるか」

[ 2022年9月17日 21:32 ]

セ・リーグ   阪神2―3巨人 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>東京ドーム最終戦を終えてスタンドにあいさつに向かう阪神の選手たち(撮影・篠原岳夫)
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 阪神は17日、巨人に敗れ優勝の可能性が完全消滅した。今季限りでの退任が決まっている矢野監督は4年間で頂点をつかむことなく終え、伝統の一戦も最後の指揮を終えた。自力CSも初消滅し、広島、巨人とのゲーム差は0・5となった。

 以下は試合後の矢野監督一問一答。

 ――先発の西勇は粘りながら投げたが、1発に泣いた。
 「この球場やしね、向こうの打線を考えれば。もちろんケアはしてるけどね、ちょっと(球が)浮いたところを打たれたという感じかな」

 ――打線も食い下がっていいところを見せただけにバントミスなどが痛かった。
 「もちろん負けには原因があるし。(阪神は)ホームランガンガンというチームではないので。そういうところをしっかりやっていかないと。後から振り返るとね、そういうところをかなというのはどうしても出てしまうので、残りの試合まだあるので、しっかりやるようにしていくしかないかなと思います」

 ――佐藤輝は1発をきっかけにしたい。
「いや、まぁ…そらそうしてほしいけどね」

 ――今日で数字上優勝の可能性が無くなった。
 「いやいやもう、それはもう厳しいのは十分わかってるしね。まぁもちろん優勝というのはもちろん狙ってそこを目指してやってきたので。でもまだ目標はあるんでね。しっかりやっていきます」

 ――開幕から戦力が整わず、途中も離脱などで戦力がなかなか整わない難しいシーズンだった。
 「まだシーズン終わってないからね。そんなん難しいのはどこも難しいからね。理由にはならないかなと思います」

 ――この先、CS圏内を死守して、日本一へ向けては短期決戦を勝っていくために必要なものは。
 「死守っていうつもりはないね。そんなん守りに行ってとれるものじゃないんと思うんで。奪い取るしかないと思うし。消極的な野球はずっと言って来てるように俺らの野球じゃないし。それでCSっていうところはとれるとは思わないんで。より積極的にっていうところは必要やと思うし。粘りとかも、もっともっと必要になってくると思う。結局は自分たちの野球をどれだけできるかというところにつながると思うんで。それしかないと思います」

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