楽天・マー君 気迫の7回無失点で9勝目 8月23日以来となる3位浮上に貢献

[ 2022年9月17日 21:17 ]

パ・リーグ   楽天3―0西武 ( 2022年9月17日    ベルーナD )

<西・楽>5回まで無失点の楽天先発・田中将(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 楽天の田中将大投手(33)が敵地での西武戦(ベルーナドーム)に先発。初回から気迫あふれる投球で7回4安打無失点と好投。8月27日ロッテ戦以来となる9勝目(10敗)を飾り、チームの3位浮上に貢献した。

 田中将は初回、いきなり1死一、三塁のピンチを招くも山川を低め145キロの速球で三ゴロ併殺打に打ち取り、闘志みなぎる表情でナインとグラブタッチを交わしながらベンチに戻った。

 味方が4回、鈴木大の適時二塁打などにより3点を先行すると安定感抜群の投球で、5回にはこの日最速となる151キロをマーク。7回97球、打者25人に対し被安打4、奪三振4、与四球1の無失点と好投。今季6打数4安打の打率・667と打たれている“天敵”川越が不在だったことも後押しとなり、9勝目を手にした。

 これで楽天は8月23日以来の3位浮上。敗れた西武は5連敗で6月11日以来の4位転落となった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月17日のニュース