中日・鵜飼だ!石川昂だ!初のアベック弾 サンデー連勝8でストップも未来の主軸が躍動

[ 2022年5月9日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3-4阪神 ( 2022年5月8日    バンテリンD )

<中・神>5回1死一塁、左越えに逆転の2点本塁打を放つ鵜飼(投手・西純)(撮影・成瀬 徹)
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 中日はセットアッパーのロドリゲスが同点の8回に決勝点を奪われた。オープン戦から続いていた日曜日の連勝は8で、昨年からの本拠地での阪神戦連勝も6で止まったが、母の日仕様の球場を若き右の大砲コンビが沸かせた。

 ドラフト2位の鵜飼は1点ビハインドの5回1死一塁で西純が投じた初球のフォークを振り抜き左翼席中段まで飛ばす3号2ラン。「芯を食ったのでいったなと思った。浮いた球を1球で捉えられてよかった」。4月17日の広島戦以来の一発に時間をかけてピンク色のベースを一周した。

 6回には1死から石川昂が高めの148キロ直球を左中間へ9試合ぶりのアーチ。5本塁打、19打点でチームトップを走る高卒3年目は「(西純は)中学の時からNOMOジャパンなどで一緒にやっていたので正直意識していた」と振り返った。

 将来の主軸を担う2人の記念すべき初アベック弾。それでも負けてしまえば喜べない。鵜飼は「負けてしまったのでまだまだ」と悔しがった。(中澤 智晴)

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2022年5月9日のニュース