エンゼルス・大谷 また「バット蘇生」で復活 8打席ぶりの安打

[ 2022年5月9日 02:33 ]

インターリーグ   エンゼルス3ー7ナショナルズ ( 2022年5月7日    アナハイム )

<エンゼルス・ナショナルズ>7回、安打を放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルス・大谷が再び「バット蘇生」を試み、ナショナルズ戦で2試合、8打席ぶりの安打を放った。2打席凡退後にベンチでバットに両手をあてて、心臓マッサージのような動きを披露。4月12日のマーリンズ戦でも見せ、直後のカードだったレンジャーズ3連戦で3本塁打と爆発した「おまじない」だ。今回も7回の4打席目に左前打を放った。

 今季は本拠地で本塁打がなく打率・211。それでもこの日は4打席全てが中堅から逆方向の打撃で復調気配はある。ジョー・マドン監督も「彼が飛球を打つ時、中堅から逆方向なら状態はどんどん良くなる」と語った。

 投手では11日(日本時間12日午前8時7分)のレイズ戦の先発が決定。7回無失点、11奪三振の快投で白星を挙げた5日のレッドソックス戦から中5日で今季4勝目を目指す。(笹田幸嗣通信員)

 《プレーオフ確率67・2%に上昇》エンゼルスは敗れたが18勝11敗で依然として地区首位。この日、MLB公式サイトはデータを基に開幕から1カ月を終えた「プレーオフ出場確率」を特集。エ軍は開幕前の44・7%から67・2%となり、上げ幅22・5ポイントは30球団で最大となった。主砲トラウトが完全復調。大谷の投手としての活躍もプラス材料だ。逆に最もポイントを下げたのはレッドソックスで61・3%から31・1%で30・2ポイント減だった。

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2022年5月9日のニュース